「ご主人の休日のカジュアル服をなんとかしたい。」
奥様から診断中にそんな悩みを相談されることがあります。
今日は着痩せファッション・特別編。
脱小太りおやじ!を目指してね。

スーツだとそれなりにスマートに見えます
休日のパパたちを観察していると、チェックシャツを羽織る+Tシャツにチノパン。
本当によく見かけます。
このチェックシャツが夏は半袖、秋冬は起毛した素材に変化します。
大きいチェック柄で鮮やかな色が入ったチェックシャツは
正直、老けた予備校生にしか見えません(笑)
またボーダーも避けましょう。
横縞が影響して、からだの横幅が広がって見えます。
横幅の太いボーダーは、さらに太って見えますよ!
選ぶなら縦縞、ストライプ。
でも基本は無地!です。

目立ちます!
第一印象ってすごく大切です。
だから本音はパーソナルカラーを着て欲しい。
でも、今回はメタボをすっきり見せる目的がありますので
似合う色はちょっと横においておきます。
色には膨張して膨らんだように見える色(膨張色)と
収縮して縮んだように見える色(収縮色)という効果を持つ色があります。
この膨張色と収縮色の決め手となるのは、色の明るさ(明度)です。
もっとも明度の高い「白」が膨張色の代表で、有彩色では「黄」などの暖色系。
また、もっとも明度の低い「黒」が収縮色の代表で、有彩色では「青」などの寒色系です。
例えばグレーを選ぶなら、明るいライトグレーではなくチャコールグレーということです。
余談ですが、真夏に汗染みが気になる人は、モノトーン(黒か白)で選びましょう。

膨張色で横縞だぜ
メタボな体のラインが出てくると、隠したくなる。
それは男性も女性も同じです。
でも、ダボっとした大きなTシャツやポロシャツは避けましょう。
大きなサイズは古くさい印象にもなります。
最近は細身でタイトなものが多いです。
裾は外に出して着ることが考えたデザインが多いので
腰とお尻の中間ぐらいの長さを選びましょう。
パンツもタックが2本入った「ツータック」パンツではなく
タックのない「ノータック」か「ワンタック」をお勧めします。
股上の深いパンツを、ぎゅーっと上にハイウエストで履いている方を見かけますが
見ている私も辛いです^^;
それではお腹の太さが強調されてしまいます!
股上はベルトがヘソの下くらいなものを。
そしてチノパンでも、収縮色や寒色を意識してください。
ネイビー・カーキ・濃いグレーなどを選ぶのがポイントです。
ユニクロではLサイズでも、GAPではMかも知れない。
そんなふうにブランドによってサイズは違います。
俺はLだからと、試着もせずにレジに並ぶのはやめましょう。
奥さんが買うのもできれば避けて。一緒に買いに行ってください。
小太りおやじに見えない「色や柄」も「デザイン」も
すべて実際に着てみるという経験をしなければわからないから。
痩せて見える服を選ぶ眼を、試着室で失敗しながら探す。
それがあなたがすっきり見える服を手にいれる近道です。
「またその服?」
「かっこ悪い」
「似合ってない」
ちょっとメタボなご主人をけなすのは逆効果です。
これは私の経験から。
私の夫は超メタボな3Lサイズ!
誰も言ってくれないけど、美女と野獣です(笑)
何を着ても太っているから同じと思っていたけど
今まで書いたことを気をつけていれば、それなりにすっきり見えます^^
かっこ悪いなと思った時は何も言わず
案外いいかも!と思った時は「そのほうがすっきり見えるね」と言ってあげてください。
気がついたら自分も小太りで笑えません。
ファッション、おしゃれって錯覚だなって思います。
実際は痩せてなくても、痩せて見えればいいんです!
さっそくこのゴールデンウィーク、クローゼットの整理はいかがですか?