「似合う色」と「好きな色」が違うとき、どちらを着るのが正しいのか

ワードローブ診断
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パーソナルカラー診断を受けたら、自分の好きな色が似合わない色だとわかった。

ショック!クローゼットの中、似合わない色だらけなんですけど。

やっぱり似合う色を着たほうがいいかしら。

さて、今日の話は「私のことだ」とドキッとした方に向けてお送りします。

パーソナルカラー診断は「似合う色」が分かります。

「似合う色」と「好きな色」が同じなら悩まないのですが、問題は「似合う色」が「好きな色」じゃなかったとき。

どちらを着たらいいのか困ってしまう方が多いようです。

「似合う色」と「好きな色」は違っていてあたりまえ

「似合う色」と「好きな色」が違うことはあたりまえです。

なぜなら、好きな色と似合う色はそもそも性質の違うものだから。

「好きな色」は、心が求めている色です。

大きい文具店にあるカラフルなたくさんの色のボールペンの中から好きな色を選んでいいよと言われたら、何色を選びますか?

  • 明るい色が好き!
  • 派手な色は好きじゃないので渋い落ちついた色が好きかも。
  • 私のラッキーカラーはコレ

自分の感情や気持ちによって変化するのが好きな色。主観的な色です。

では、似合う色はどんな色でしょう。

「似合う色」は、その人の持つ色素や肌の質感に調和し、見た目をアップさせて魅力を引き立ててくれる色です。

顔の輪郭がすっきりみえたり、血色がよく若々しい印象に見えたりするなど、着ることでメリットがあります。

「似合う色」はカラーリストが顔の下にドレープをあて、色によって顔映りが変化するようすでわかる色。つまりパーソナルカラー(似合う色)とは、他人から見ている客観的な色なのです。

「好きな色」は主観的、「似合う色」は客観的、この違いはわかっていただけたでしょうか。

似合う色と好きな色、どちらを選ぶのが正しいのか

ハンガーにかかったセーター

客観的にきれいに見える色なんだけど、身につけても気分が良くない色。

例えば、ベージュやキャメルが似合うと言われたけど、私はグレーや黒のほうが気持ちが落ち着くし、クールな自分に合っている。

こんなときどちらを選ぶのが正しいのでしょうか。

  1. 似合う色が嫌いな色なのはストレスだから、好きな色を自分の好きなように着る
  2. 好きな色だけど、きれいに見られたいし。似合わないとわかったから似合う色を優先して着る
  3. 人と会うときは似合う色で、自分一人で過ごすときは好きな色で、と場面によって使い分ける。

どの答えが正解だと思いますか?

(ドラムロール)

じゃん!

はい。

正解は…どれを選んでもいいんです。

えー、何それ!答えになってない!騙された!

まぁまぁ、その手に持った武器を降ろして話を聞いてください。

関連 真似するだけでOK「似合わないけど好きな色」を着こなす3つのポイント

人の感じかたに正解なんてない

万人に共通の絶対の正解ってないんですよね。それはパーソナルカラーに限らず仕事でも子育てでも同じです。

似合う服を選べない自分はダメなんじゃないか。

似合わない色を着てるって損なんじゃないか。

理性的に思考的に正しく「似合う色」を受けとめたい自分も。

好きだから選ぶ。気持ちがいいから選ぶ。なりたい理想の自分に近づきたいから選ぶ。

直感で自分の感情を優先して「好きな色」にこだわる自分も。

まちがってないんですよ、どっちも正解なんです。

パーソナルカラー診断の結果は基準

好きな色を優先して選んできた結果、洋服選びに自信がなくなり何を買ったらいいのかわからなくなっている。

そんなときは、パーソナルカラー診断で「似合う色」も知ると基準ができるのでおすすめです。

パーソナルカラーは、これを着なくてはいけないという「正解」を押しつけるものではありません。

パーソナルカラー診断を受けて「似合う色しか着られなくて楽しくなくなった」「好きな色が着れなくなったからオシャレがつまらない」という、世間の声も知っています。

おしゃれが楽しくなくなるのは、好きという気持ちにフタをして、似合う色を着なければいけないと、無意識に苦しいほうを選択しているから。

もう一度言いますが、似合う色、好きな色、どちらを選んでも間違っていません。大事なのは、自分がどうしたいのか?を自分で決めていいってことです。

私は自分の商品であるパーソナルカラー診断を愛していますし。笑

365日きれいに若々しく見られたいし、めんどくさがりなので「似合う色」を着ています。これが今の私にとっての正解です。