年末年始は実家の北海道へ帰省していました。
テレビに出るような美味しいものは特に出てきませんが、私のゆるい日記におつきあいください。
北海道と聞いて思い浮かぶ色といえば、雪や乳製品の「白」でしょうか。大自然の「グリーン」や広い空の「ブルー」かもしれないし、「ラベンダー」もよく使われている色です。
私にとって北海道の色は「白」で、やっぱり雪。それもすこしグレーっぽい上の写真のような雪景色を思い浮かべます。
小学生の私は、朝起きて外がこんなに真っ白だともう学校に行きたくなくなるわけです。体育のスケートをこんなしばれる(寒い)中やりたくない。
どんよりしたグレーな「白」の記憶って、この歳になっても忘れられないものです。
上京して好きになった人に「なんでいつも下を向いて歩いてるの?」って言われて。
そういえば雪道を転ばないようにずっと地面をみて歩く期間が長いから、下を向いて歩くのがクセになってるんだ!って気がついて恥ずかしくなったこともありました。
いつのまにか東京で過ごした時間のほうが長くなって、あらためて北海道の雪はやっぱり一番きれいで最高!だと思います。
シーンと無音の雪景色の中で、ふわふわの雪がスローモーションで落ちてくる。
若いときは自分の生きて感じるスピードが早すぎたのか、このロマンチックな雪の時間を味わう余裕なかったんだよなぁ。。
パウダースノーを見るだけでヒャホーっ!てなって、息子と一緒に雪を食べたりしますけどね(笑)誰か練乳ください。
鉄道が好きな息子たちの話題は、3月26日に新青森から新函館北斗間が開業する北海道新幹線。青春は青函連絡船だった私にとって青函トンネルは暗くて怖いものなのですが・・・。
息子と乗車した思い出の寝台特急「カシオペア」も「北斗星」も消えていくけれど、子どもは切り替え早いからゴールデンウィークに北海道新幹線に乗りたいと勝手な妄想を言ってます。
このお弁当箱欲しさに、駅弁まで買ったりして。
北海道は、電車じゃなくて「汽車」って言うの。ディーゼル機関車だからね。
札幌の初詣は、北海道神宮へ行きます。
出店ゾーンを歩くと「つぶやき」とか・・・(シローじゃなくてつぶ貝のこと)
「とうきび」とか・・・(とうもろこしのこと。)
へい!元旦の北海道物産展(笑)誘惑が多いです。
息子たちは、初詣より行き帰りの雪合戦に集中してました。
「お前、雪の中に石入れたら反則なー」って、田中邦衛のものまねで言ってみたけど、平成生まれにスルーされ撃沈。
お雑煮はいろいろ具が入ったこんな感じ。鶏肉、人参、大根、しいたけ、三つ葉、なると。
私の母も義母も高野豆腐を入れてましたが、うちだけかもしれません。
おせち料理は義母から「めんどくさいから買ったから!」と聞いていたのですが、豪華な3段でした。
「来年はひとまわり小さくていいね。」と言いたい放題の嫁の私。義母は本当の娘のように私に接してくれているので、私も直球で言うようにしています。
お正月の料理も、特にこだわりがないのが北海道流かもしれません。
冬の北海道はベランダが冷凍庫がわりというのはマジで、凍らせたくないものを冷蔵庫に入れます。おせちは、マンションの外廊下にチルド保存されてましたから。
残念ながらラーメンも回転寿司も今回は行かなかったんですよ〜
まったりコーヒー飲んだり。
どこかでいちごのワッフルケーキ食べたり。
千歳空港のフードコートでジンギスカンをちょっと食べて。
これまた、こだわりのないチョイス。
北海道民は新しいものが好き。新商品とか新しい商業施設とか、試してみたくなっちゃう。これは、開拓時代から今も受け継がれているスピリットかもしれません・・・たぶん。
そして北海道民は気温が0度だと暖かいと感じる、ポジティブ脳。おもしろがって楽しむ変換力の高さがあると思っています。
北海道を離れて暮らしていて思うのは、ふるさとは「変わらなくていいな、同じでいいな」ということ。
毎年ふるさと北海道に帰省していても、年齢によって感じる変化、自分の心の状態で見たいもの、撮りたい写真が違います。
人生で同じことを2回体験をすることって、ないんじゃないかな。
変化を楽しもう!
変わらなきゃいけないぜ!
新しい年は、新しい自分に変えたほうが幸せになれると多くの人はがんばるけど、苦しい思いをして変わらなくたっていいよね?
やっていることが同じでも、同じことを繰り返しているだけでも、自分の意識や感じかたが変化しているから。
おみやげに買った「しばれ硝子」の箸置き、きれいで見ていて飽きません。これでカラーセラピーできる。
というわけで私は2016年も同じように、パーソナルカラー診断も、骨格診断も、カラーセラピーも変わらずに飽きるまで繰り返していきますね!
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